公益財団法人 全国法人会総連合(法人会)女性部会では、小学生への租税教育活動として、毎年「税に関する絵はがきコンクール」を実施しています。租税教室などを通じて、子供たちに“税の大切さ”や“税の果たす役割”について学んでもらい、その知識や感想を“絵はがき”にすることで、税に対する理解をより深めてもらうことが目的とした活動をしています。
昨年も、応募用紙を坂戸市の全部の小学校へお届けに行きました。参加すると、参加賞が必ずもらえます。入選者すると、豪華景品や大きな表彰状がもらえます。また、表彰式もシャンデリアのある豪華なホテルで、新聞記者もたくさん取材に来るので、各種新聞に取り上げられます。
今回で第10回目の川越法人会女性部の活動ですが、年々参加人数が増えており、私たち企業が支払う法人税が有効に使われるように、子供たちが公共サービスを無料で利用できる理由を理解してくれるといいなと思います。
一次審査会は、鉛筆だけで描いた色を使っていない絵はがきや、完成してない絵はがきを省きます。約4000枚から150枚位を選び、二次審査では5段階で評価します。私も審査員をさせていただきました。
選ばれた作品は、ユーモアセンスやアイデアが素晴らしく、税の大切をこんな表現を使って絵にするなんて!と素晴らしい作品に感動します。こうした経験を大人になってからも忘れず、表彰されたことをいつまでも自慢に思うことでしょう。
今回で4回目のお届けとなりましたが、税に関する教育の必要性を重要だと考えてくださった校長先生のご対応と、絵はがきというツールを有効に用いたこのコンクールを学習の機会にしていただけたことに、とても感謝しています。
道徳の授業では、思いやりの心を育むことで、協力し合って生きていることをしっかり学び、ねたみやひがみの気持ちを抱かずに生きること、そして、助け合いの精神を学んでほしいと思います。
審査会には川越税務署の美人署長も関心を持っておられて、自ら審査状況を見に来てくださいました。青年部の若手社長さんたちも、仕事が忙しい中、審査員を手伝ってくださいました。
私も、微力ながら今回も支える一人に加われましたことを、うれしく思っています。